2014年9月5日金曜日

山口西京ウオーキング協会 2014年8月例会 大内歴史ウオーク 参加報告

2014年8月3日(日)雨、一般向、約10㎞、22名参加。


大内歴史ウオーク
鰐石の重石、御堀神社、乗福寺、興隆寺、上田鳳陽生誕地を巡ります
 
 
雨にも、風にも負けないウオーカー。中世に栄えた大内氏発祥の地、大内地区の乗福寺・山根観音堂・興隆寺の妙見社などの歴史を勉強しながら巡りました。
 
おおうち歴史の散歩道


書籍、「ふるさと山口」は山口市の歴史勉強に最適です、ブログ文の参考とさせて頂きました。
発行は山口市教育委員会 A5判・103ページ・¥206円、山口市歴史民俗資料館(山口市春日町5番1号・R9号県庁前と西門交差点の間の県庁側)で販売。

同館で開催中、「大内氏の興亡と山口」に乗福寺の琳聖太子来朝記・琳聖太子宝剣由来・乗福寺伽藍図など展示されていました。入館料は¥100円ととてもリーズナブル、下段のトピックスに投稿しています。


書籍;ふるさと山口




【コースタイム】
スタート・JR山口駅10:01~昭和町交差点・萩往還合流10:06~JR山口線鰐石踏切10:07~鰐石の重石10:08/10~宮島町交差点10:15~御堀郵便局前・萩往還分れ10:20~御堀神社10:26/33~琳聖太子供養塔・乗福寺10:40/46~乗福寺入口・萩往還合流10:50~山根観音堂入口・萩往還分れ10:59~山根観音堂・木喰仏11:00/06~鮎川義介(萩往還合流)杉孫七郎生誕地11:11/13~興隆寺入口・萩往還分れ11:14~興隆寺の妙見社11:21/28~萩往還合流11:33~上田鳳陽生誕地11:37~氷上橋(萩往還分れ)仁保川11:38/39~tysテレビ山口前11:47~ゆめタウン山口(水分補給・トイレ休憩)11:51/12:00~御堀橋橋下道・仁保川左岸堤防12:08~中川橋・仁保川12:08~山口市上下水道局電気室前12:19~宮島町交差点12:21~新鰐石橋歩道橋12:25/27~(JR山口線跨線橋)~山口駅入口交差点12:29~昭和町交差点12:31~ゴール・JR山口駅12:36。



◇JR山口駅、大内人形のお見送り。
スタート・JR山口駅

同上、幸せ運ぶ大内人形


同上、説明板



◇鰐石の重石、と萩往還。
 防府から椹野川をこえて山口市街に入る山口寄りに巨岩が2個、相重なる山口の名勝として有名。14世紀末に明国から来た趙鉄は猿林と同じように山口十境の詩の中で鰐石の景色を詠しています。 
鰐石の重石

同上、山口十境の詩碑

萩往還

同上、宮島交差点

同上、御堀郵便局前



◇御堀神社。 
御堀神社

同上

同上

同上、説明板



◇乗福寺と琳聖太子供養塔。

・琳聖太子供養塔。
 乗福寺の後山にあります。推古天皇19年(611)百済の国から日本に渡来して、大内氏の祖であると伝えられています。
琳聖太子供養塔

同上

同上、説明板

・乗福寺。
 臨済宗の古寺、大内氏22代重弘が開きました。寺運の盛んな時は塔頭36字、末寺88箇所あったともいわれています。乗福寺文書乗福寺伽藍図などが伝わっています。

注:「大内氏の興亡と山口」 山口市歴史民俗資料館。平成26年8月29日(金)~9月28日(日)開催中。乗福寺文書乗福寺伽藍図などが展示されています。  -最下段のトピックス掲載ー
乗福寺

同上、山門

同上、山口十境の詩碑



◇山根観音堂と木喰仏。

・山根観音堂。
 氷上山興隆寺の観音堂を明治17年現在地に移築されました。建築様式から18世紀前半頃に建てられたものではないかと思われます。
 
山根観音堂入口(左奥建物)

正面:山根観音堂、右上:木喰仏

山根観音堂、説明板

・木喰仏。
 楠の大木を深くえぐって、地蔵菩薩像が彫られています。立木仏で樹が育ち像を包みました、江戸時代末に木喰上人が彫られたものといわれています。
正面上:木喰仏、左:山根観音堂

木喰仏

同上、説明板



◇鮎川義介は日産(日本産業)創設者、杉孫七郎は毛利敬親公の懐刀。共に大内御堀生まれ。

萩往還を挟み。手前:鮎川義介宅跡、奥:杉孫七郎宅跡

鮎川義介、誕生地の石碑

杉孫七郎、誕生地の土蔵



◇興隆寺の妙見社。

・妙見社。
 大内氏の氏神として勧進された古社で、大内氏が栄えた頃は一般の物は参拝できぬほど格式がありました。もとは興隆寺の後山にありましたが、明治に現在地に移されました。
興隆寺の妙見社

同上

同上、説明板

・梵鐘。
 大内義隆が享禄5年(1532)に寄進。総高が189cm、口径が111.8cmの大きな銅鐘で、朝鮮鐘の影響を多くうけています。銘文によると、今八幡宮の鰐口と同一作者です。昭和34年に国重要文化財に指定されました。
同上、梵鐘

同上、説明板


同上、山口十境の詩碑

同上、説明板



◇上田鳳陽の碑、と萩往還。
 明和7年(1770)山口で生まれ、学都山口の基礎をつくった幕末の学者です。鳳陽が開設した山口講堂は後に発展して山口明倫館、さらに明治になって山口中学校、山口高等学校、山口高商となりました。
萩往還の標識

上田鳳陽誕生地

萩往還、氷上橋・仁保川(右は建設中の歩道橋)

萩往還自転車道、仁保川の左岸堤防(下流を望む)



◇大内御堀散策。

tys テレビ山口前

ゆめタウン山口

御堀橋、仁保川左岸堤防・萩往還自転車道

右:中川橋・仁保川

山口市上下水道局電気室前



◇JR山口駅付近散策。

新鰐石橋歩道橋、県道山口防府線

同上

同上、鰐石橋・萩往還と鰐石の重石を望む

同上、大内氏の高嶺城跡・鴻ノ峰を望む

ゴール・JR山口駅





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トピックス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





秋季企画展  「大内氏の興亡と山口」 

山口市歴史民俗資料館、山口市春日町5番1号。
 平成26年8月29日(金)~9月28日(日)、入館料 100円。
第1章 大内氏の発展と乗福寺。
第2章 大内氏の興亡。
第3章 大内氏と毛利氏。
大内氏の興亡と山口、パンフレット(コピー)

同上

同上、出典一覧
 
 
 
 

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