2014年1月25日土曜日

2014年 日本野鳥の会・山口県支部 「周南地区」 末武川河口探鳥会8,733歩 参加報告


2014年1月19日(日)曇り、19名参加。


末武川河口周辺と旧エビ養殖池の冬鳥
 
 
昨夜の雪の影響で車のフロントガラスは凍り着き出発に手間取る。附近の山は雪で白い、交通安全対策を取り山陽自動車道で徳山東ICへ、下松市平田のくだまつ健康パークへと向かう。
 
探鳥会の前半は末武川を上流の井堰まで往復、山麓のカワラヒワ、水面のカモや藪から出てきたクイナなど楽しむ。後半は健康パーク付近で珈琲ブレイクのち、旧エビ養殖池の繁殖羽で頭部が銀色になったカワウ、笠戸島を観ながら笠戸湾のウミアイサなど観察。
 
旧エビ養殖池から末武川上流を望む 中央の山:岩熊山、中央の緑屋根:くだまつ健康パーク


【探鳥会で観察できた野鳥 44種】
アオサギ、アオジ、イソシギ、イソヒヨドリ、ウグイス、ウミアイサ、オオバン、オナガガモ、カイツブリ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、カンムリカイツブリ、キジバト、キセキレイ、キンクロハジロ、クイナ、コガモ、コゲラ、コサギ、コホオアカ、ジョウビタキ、シロハラ、スズメ、セッカ、セグロカモメ、セグロセキレイ、セッカ、トビ、ハクセキレイ、ハシビロガモ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、バン、ヒドリガモ、ヒヨドリ、ホオジロ、ホシハジロ、マガモ、ムクドリ、メジロ、モズ、ヨシガモ。


◇末武川。
 荒神大橋を渡り右岸上流へ、岩熊山山麓の郵便ポスト付近でカワラヒワ・ジョウビタキなど観察。ポストに下松郵便局と記載、地図で調べると岩熊山の東側は下松市で周南市ではなかった、昔の末武川は何処を流れていたのだろうか?。中洲の茂みからクイナが出たり入ったり、警戒心が強くて鮮明な写真が撮れなくて残念。潮止め井堰下流の橋で左岸に渡り集合地点に引き返す。
岩熊山山麓

末武川の水鳥

同上、クイナ


◇旧エビ養殖池・笠戸湾。
 くだまつ健康パーク付近で珈琲ブレイク、美味しい菓子パンを頂きありがとうございました。天候が少し良くなりトビが沢山出てきた、また飛行船が東側から飛来して猛禽は観られなかった良しとしよう。旧エビ養殖池にカモと繁殖期で頭部が銀色になったカワウ、徳山競艇のスクリュー音を聞きながら観察。笠戸湾では笠戸島を背景にウミアイサ・カンムリカイツブリなどが浮かぶ。
くだまつ健康パーク、ソチ五輪の町田選手が若い頃に練習されたスケートリンク

中電 下松火力発電所アンテナと飛行船

笠戸島遠望 左:笠戸大橋、中央:笠戸ハイツ、右:国民宿舎大城
 
 
 
 

2014年1月23日木曜日

2014年 日本野鳥の会・山口県支部 「萩地区」  阿武川探鳥会&萩カワセミクラブ1月例会6,199歩 参加報告 


2014年1月12日(日)曇り、13名参加。


2014年(第33回)ガン・カモ・ハクチョウ類調査&
阿武川流域の冬鳥探鳥会
 
 
山口県支部の2014年(第33回)ガン・カモ・ハクチョウ類県内一斉調査を兼ねて探鳥会を開催。県内を21ブロックに分けた内、21番の調査地「阿武川(松本・橋本川)  阿武川ダム」で実施しました。
 
環境省が毎年1月中旬に全国一斉に行うもので、我が国に渡来するガンカモ類の冬期生息状況の把握が目的で、野鳥の保護に役立てます。
昨年第44回(平成24年度・2012年度)の平成25年1月13日(日)、全国約9千地点の湖沼等で約4千人が調査協力。結果(暫定値)はハクチョウ類約6万8千羽、ガン類約16万8千羽、カモ類約146万9千羽を観察。
「環境省 生息調査暫定値:詳細 検索 ⇒ 環境省 ガン・カモ・ハクチョウ類一斉調査」
 
松本川(萩城下町・阿武川デルタ東側の河川)、松陰先生の松本村は近く

*調査地点「阿武川(松本・橋本川) 阿武川ダム」、ガン・カモ・ハクチョウ類一斉調査。
上位5位までの調査結果、①ヒドリガモ(232羽)・②オシドリ(217羽)・③オオバン(196羽)・④キンクロハジロ(107羽)・⑤オカヨシガモ(92羽)です。因みに昨年は1月13日(日)調査 ①ヒドリガモ(360羽)・②オオバン(302羽)・③ホシハジロ(83羽)・④オカヨシガモ(73羽)・⑤5マガモ(57羽)でした。
注:今年は暫定値、昨年の資料は日本野鳥の会山口県支部「やまぐち野鳥だより」より抜粋。


【探鳥会で観察できた野鳥 43種】
カワウ、ウミネコ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、トビ、アオサギ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、イワツバメ、セグロセキレイ、イソシギ、コチドリ、チュウサギ、カイツブリ、クロアヒル、ヒヨドリ、カンムリカイツブリ、ミサゴ、モズ、アメリカヒドリ、ミコアイサ、カワアイサ、オオバン、スズメ、ヤマセミ、ノスリ、メジロ、ダイサギ、オシドリ、キセキレイ、ビンズイ、ウグイス、キジバト、、ヤマガラ、カワラヒワ、カシラダカ、シジュウカラ。


【探鳥会の様子】
 先日来の寒波で、峠の凍結を恐れて遠くからの参加者少ない。今年は一班でカンカモ調査・探鳥会を開始、松本川の杭に何時ものカモメ・セグロカモメ・オオセグロカモメなど。橋本川は川中に遊歩道が出来て以来、カモ類は少なくなった。阿武川で綺麗なアメリカヒドリや勇壮なカワアイサの狩りを堪能、昼食の阿武川温泉へ。多くの方は寒空の公園ベンチで昼食・歓談、寒がりの一部の方は食堂で熱い蕎麦を食す。
午後は阿武川ダム、野鳥は少なく下流のカヌー競技コースを眺める。阿武川の長門峡下流の重塀岩で飛び回るオシドリを観て、鳥合わせを行い解散。道路が凍る前に帰路につく。

橋本川(萩城下町・阿武川デルタ西側の河川)

阿武川、カワアイサ16羽が頭を水面につけて川魚狩り

阿武川ダム、昨年7月末・山口市阿東町の豪雨・洪水から萩城下町を救う

阿武川の重塀岩、オシドリ約100羽が飛び去る
 
 
 
 
 

2014年1月17日金曜日

下見:山口西京ウオーキング協会2014年3月例会 秋穂・菜の花ウオーク 参加報告


2014年1月9日(木)晴れ、一般向、約15㎞。 下見9 名参加。


秋穂・菜の花ウオーク
秋穂宮之旦・菜の花畑と秋穂(お上使)街道を巡ります
 
 
 
山口市鋳銭司&秋穂と防府市台道、春風の中を歴史を求めて歩きます
 
①JR四辻駅付近、司馬遼太郎の小説「花神」で有名な大村益次郎生誕宅跡。
②お上使道(秋穂街道)、大内氏が整備した秋穂浦から山口の大殿御殿への道。
③山口県セミナーパーク・クロスカントリーコース、毎年12月に全国中学校駅伝が開催。
宮之旦地区のお世話される、菜の花畑観賞。
⑤正八幡宮と秋穂八十八カ所 第壱番札所の大師寺。
⑥秋穂 天田の大村益次郎誕生地碑。
⑦大道一里塚跡、秋穂から鎌倉期に栄えた仁保庄(山口市仁保)への古道。
⑧道の駅あいお、地元の農海産物が沢山あります。
⑨ふれあいステーションDAIDO、地産地消の処。
⑩大楽源太郎先生、大村益次郎先生と並び称賛される郷土の学者様。

宮之旦の菜の花畑、本番の2014年3月23日(日)に満開予定?



【コースタイム】 注:本番に合わせてタイム調整しています。
スタート・JR四辻駅10:20~大村益次郎生誕宅跡10:23/25~県道分れ10:34~お上使道合流10:35~松永周甫薬園跡10:37/38~陶ヶ岳登山道駐車場10:39~松永周甫歌碑10:40/42~鋳銭司変電所10:42~山口南総合支援学校10:44~山口県セミナーパーク(トイレ休憩)クロスカントリーコース10:48/11:08~仁光寺大師堂11:21~仁光寺橋・長沢川11:22~路傍の道標11:26~旧家11:37~宮之旦・菜の花畑11:44/47~正八幡宮・大師寺(昼食)11:50/12:30~県道交差点12:33~県道分れ12:35~大村益次郎誕生地碑・産湯井戸12:39/40~福楽寺前左折12:47~大村益次郎両親の墓12:49/50~県道合流・横断13:04~喫茶うさぎ前13:07~大海峠の一里塚跡・庚申塚13:08~道の駅あいお(トイレ休憩)13:17/26~県道交差点左折13:32~ローソン前交差点14:03~ふれあいステーションDAIDO14:08/12~県道分れ・古の道合流14:15~大楽源太郎先生の墓所入口14:23~ゴール・JR大道駅14:35。



注1:個人情報保護の為、画像の一部をレタッチ処理しました。
注2:写真は2014.01.10追加撮影、大海~台道のコースを二班に分けて下見。

◇JR四辻駅周辺。
JR四辻駅構内掲示板 「鋳銭司ふるさと訪ねあるき」

大村益次郎誕生宅跡

同上、説明板


◇松永周甫薬草園跡。
松永周甫薬園跡。奥はロッククライミング練習の陶ケ岳 岩壁

同上、説明板


◇山口県セミナーパーク・クロスカントリーコース。
 クロスカントリーコースでは毎年12月に全国中学校駅伝が開催されます。
山口県セミナーパーク全景

同上、案内図

同上、全国中学校駅伝のクロスカントリーコース

同上


◇仁光寺周辺。
溜池にカモの群れ
仁光寺大師堂 第86番札所


◇幸田周辺。
 広大な田園地帯、本番時は何が植えてあるでしょう。
路傍の道標

旧家


◇正八幡宮・大師寺。
 秋穂の氏神様の正八幡宮、文亀元年(1501年)に大内義興公によって再建された。
正八幡宮

同上

同上、説明板

大師寺 第1番札所

同上、秋穂八十八カ所 説明板


◇天田周辺、大村益次郎関連。
路傍の道標

大村益次郎誕生地碑

同上、説明板

大村益次郎両親の墓

同上、説明板


◇大海峠周辺。
大海峠に向けて干拓地の農道歩き

溜池より、大海峠を望む


右:大海峠の一里塚跡、左:草陰に庚申塚


◇道の駅あいお。
道の駅あいお

同上


◇防府市台道(JR駅名は大道駅)。
 古の道は、秋穂から大海峠や千切峠を越えて、仁保川そばを仁保庄に向ったと思われる。

古の仁保庄への道、左側から跨線橋をへて右側を北上


古の道はローソン前直進。左は防府新大橋(湾岸道路)を経て防府市街へ


ふれあいステーションDAIDO

古の道を柴山峠へ、

大楽源太郎先生の墓所入口
JR大道駅から高川学園を望む



◎トピックス。
 ・銭の菓子本舗。昔JR四辻駅の北側に長門 鋳銭司がありました、銭の型をした美味しい御饅頭が名物です。因みに周防 鋳銭司は下関市長府にありました。
銭の菓子本舗,JR四辻駅前にあります

 

 ・大きなアンパン。とても美味しく、正月のオマケに割引券とコーヒ半額券が付いたお買い得品。
昼食のアンパン、サンエトアールの年賀割引。タバコは大きさ判読の為
 
 
 
 

 *宣伝 YSWA2014年3月例会 秋穂・菜の花ウオーク 一般向、約15㎞、当日参加受付
 本番は2014年3月23日(日)集合:10時10分(スタート 10時20分)、JR山陽本線・四辻駅。
                   解散:14時50分ごろ、JR山陽本線・大道駅。
  詳細は2014.01.26発行予定、山口県ウオーキング協会だより2014年3月号をご覧ください。
   検索 ⇒ 山口県ウオーキング協会だより2014年3月号
   県協会ブログ http://ywa35dayori.blogspot.com/




 

2014年1月9日木曜日

山口西京ウオーキング協会2014年1月例会 中世の道(嘉川~小郡)ウオーク 参加報告


2014年1月5日(日)曇り。一般向、約10㎞、34名参加。


中世の山陽道と近世の旧山陽道、山口市嘉川と小郡の寺社を初詣ウオーク。
 
 
中世の賀宝駅(かほえき)、近世では旧山陽道嘉川市(半宿)をスタート、JR新山口駅までを自然を楽しみながらゴール。JR嘉川駅から旧山陽道の嘉川市・恵比須神社を経由して、山麓の中世の山陽道の高台にある沢山の寺社を初詣しながら訪ねました。
浄福寺は役行者の開山、嘉川八十八カ所の一番札所です。ウオーカーの神様、役行者を拝み健脚になりましょう。
「中世は旧R2号から下は海中、現在の小郡平野の大部分は江戸時代の毛利氏の干拓と思われます。従って中世の道は山麓にあったと推定されます」
 
左:古の山の辺の道、 右:現在の道はJR山陽新幹線



【コースタイム】
スタート・JR嘉川駅10:00~JA前右折10:02~(旧山陽道)~嘉川支所10:03~旧R2号嘉川福岡信号機10:06~旧R2号嘉川市信号機10:13~恵比須神社・嘉川市10:17/20~旧R2号嘉川横断歩道橋10:22~明正寺(復元工事中)右折10:23/26~小路左折10:30~正現寺10:31/33~山陽新幹線上嘉川橋りょう下10:36~嘉川八幡宮10:44/50~嘉川八幡宮の石鳥居10:54~山陽新幹線宮原橋りょう下10:57~萬福寺10:59/11:03~稽古屋公会堂11:06~山陽新幹線宮原第1架道橋下11:07~農道合流11:12~農道分れ・橋11:14~(中世の山陽道)~山陽新幹線高架下「小郡ー34」11:17~六地蔵11:19~お大師様前右折11:23~浄福寺・足尾大権現・浄福寺古墳11:25/34~浄福寺下・嘉川赤坂信号機左折11:35~小路右折11:36~山陽新幹線柏崎3橋りょう下右折11:43~小路カーブミラー左折11:45~弁天池11:52~(中世の山陽道)~品川神社・JAビル11:54/56~R9号粟島神社信号機右折12:04~粟島神社12:05/07~旧R9号横切る12:11~防長バス停留所12:14~新山口駅交番12:15~ゴール・JR新山口駅在来線口12:16。


*お詫び:個人情報保護の為、善男善女のご尊顔の一部をレタッチ処理をしました。

*宣伝:2013.11.13下見会を7名で行いました、異なる写真・文が沢山ありますのでご覧ください。
    検索 ⇒ 下見:山口西京ウオーキング協会2014年1月例会
         右の欄外、ブログアーカイブからも選べます。該当をクリックしてください。

  



◎ウオーキング概要。

◇JR嘉川駅周辺。
 JR山陽本線の新山口駅から西へ一駅、静かな環境にあります。
JR嘉川駅前のストレッチ

JA嘉川支所前から旧山陽道


◇旧山陽道・嘉川市。
 旧山陽道の本宿の小郡宿と山中宿の間にある半宿として、江戸時代に栄えました。
旧山陽道、旧家と道端の水路
同上、信号機に嘉川市の表示


同上、恵比須神社


◇明正寺。
 修復工事中で珍しいお姿を拝観、ありがとうございました。
明正寺・本堂修復工事

同上


同上、説明板


◇八幡宮への道。
 山陽新幹線下から山麓の小路を緩やかに上る。
正現寺

山陽新幹線上嘉川橋りょう

嘉川八幡宮へ向かう径


◇嘉川八幡宮。
 山口地方特有の本殿・弊殿・拝殿・楼門が直列の楼拝殿造り、朱色の鳥居が鮮やかでした。
嘉川八幡宮、朱の鳥居

同上、本殿


同上、クスノキ

同上、石鳥居は1662年築造で市内最古


◇萬福寺。
 釈迦堂の仏像化身が仁明天皇の病気をなおした伝説があります。
 
萬福寺、山門

同上、本堂の背後を新幹線が走る

同上、釈迦堂


◇山の辺の道。
 山麓の小路を歩く。
山の辺の道

同上

同上


◇浄福寺、浄福寺古墳。
 役行者の開山、熊野神社の鎮座する古墳があります。
 
浄福寺、法篋印塔と本堂

同上、足尾大権現(開山の役行者)

同上、嘉川八十八カ所一番札所とお大師様

浄福寺古墳

同説明板


◇柏崎の小路。
 昔は岬だったと推定される、柏崎の高台を新幹線を縫うように歩く。
浄福寺下の旧R2号から柏崎に向う、道路の右下は干拓地
柏崎の径

同上、山陽新幹線側道



◇弁天池、品川神社周辺。
 小郡の象徴のJAビル、解体は淋しい思いです。
弁天池からJAビルを望む

品川神社前、JAビルの解体

JAビル下から、中世は海だった小郡市街を望む


◇粟島神社。
 鳥居に文字の様な跡?、パソコン画面で加工しましたが不明でした。 
粟島神社

同上、鳥居に刻まれた文字?


◇JR新山口駅在来線口周辺。
 新たな駅舎が早く出来て欲しいものです。

防長バス、新山口駅在来線口停留所
新山口駅交番

大規模改築中のJR新山口駅