2020年10月11日(日) 曇り、14名参加
萩カワセミクラブ 萩城下町バードウオッチング《限定:鳥合わせ》
単独の阿武川散策・冬鳥のカモの渡りを訪ねて
萩城下町は5年前に世界遺産に登録されました
Ⅰ、萩カワセミクラブ萩城下町バードウオッチング(限定:鳥合わせ)
諸般の事情で出発が遅くなり、変な予感で明木川を一人探鳥するも見事に外れて鳥果なし。萩市内の美味しいケーキ屋さんに立ち寄り購入、スパーでお弁当を買ったらお昼の解散時間になって仕舞い、「鳥合わせ」のみの例会参加になりました。
武家屋敷、旧周布家長屋門(きゅう すうけ ながやもん)
【観察された野鳥 26種】
アトリ、モズ、シロチドリ、ヒヨドリ、ヤマガラ、スズメ、イワツバメ、シジュウカラ、イソヒヨドリ、メジロ、アオサギ、カワラバト、ハシボソガラス、コゲラ、コサメビタキ、エゾビタキ、キビタキ、カワラヒワ、ミサゴ、トビ、カワウ、イソシギ、ウミネコ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ホオジロ。
Ⅱ、単独の阿武川散策・冬鳥のカモの渡りを訪ねて
留鳥のカルガモ以外は見当たらず、先にお土産を「萩おみやげ博物館」で買い求め憂いなく単独探鳥に出発。阿武川を上流に向け萩デルタの分流点の太鼓湾(橋本川)から、阿武川ダムを経由して長門峡の竜宮渕Pまで遡るも渡り鳥のカモ類は見当たらない、走行中の車に大きな蜂(スズメバチ?)が飛び込み潮時に撤退しました。
① 太鼓湾(橋本川)
JR山陰本線の下流で運が良ければ隊列を組んだカワアイサの集団の狩りが観られます、今日は運が悪く留鳥のカルガモしか居ません。
萩城城下町図 左の城下図の右下が阿武川本流、右流れ松本川で左流れは橋本川に分流
カルガモが浮かび、イソシギが遊んでいます
② 萩ウエルネスパーク傍
何時もはキンクロハジロ「宇部市の鳥インフルエンザで、有名(悪名)になる」の大群の縄張りですが、今年は1羽も来訪無く寂しい。水面を魚食専門のミサゴが電線に止まり眺めていましたが、カメラを見つけられて飛び立たれました。ミサゴは水中の魚をダイビングして捕食、大型の魚は頭を前にして両足で前後を掴み空気抵抗を考慮し運搬、他の野鳥に横取りされない安全な所で食します。
カモ類のまったく居ない、静かな水面です
ミサゴが電線に止まる、よく川原で羽を洗って塩分を落としています
③ 旧川上村役場の下流
水鳥が全く居らずに浮草を白鳥と誤認、ズームインしてガッカリしました。野鳥が居ない時に良くある現象で、小枝や小石を間違えて仕舞います。
木陰から見ると、水面に白鳥?浮かんでいるように見えました
ズームインしたら、浮草(小枝)でした
③ 旧川上村役場の上流
青い物が動くので咄嗟にコンパクトカメラを向け撮影、運良く(悪く)カワセミのピンボケが映っていました。カワセミは水中の小魚やエビなど捕食、トンボなどの昆虫も食べます。
カワセミのホバリング
同上
同上、羽をたたみダイビング
同上、水中に飛び込み小魚やエビなど捕食
⑤ 阿武川ダム
ダム上流にカモ類は居ない、遊覧船乗り場とバスボートは影響なさそうです。下流はアオサギ1羽でカワウすら皆無です、直下に阿武川発電所と東京オリンピック選手(カヌー競技・スラローム、足立和也氏)を育成したカヌーコースがあります。
ダムから上流を望む
ダムから下流を望む、中ほどにカヌーコース、左カーブ影に阿武川温泉があります
⑥ 長門峡竜宮渕P
野鳥は居ないがアユ塩焼きの美味しそうな香り、公衆トイレを拝借して泣く泣く帰路につきました。
公衆トイレから下流を望む
公衆トイレから上流を望む、カイツブリらしき波紋が微かに見えました
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