2015年10月11日(日)晴れ・風、15名参加。
県支部と萩カワセミクラブの共催 「萩城下町バードウオッチング」
今年7月4日に萩市内の5ヶ所が「明治日本の産業革命遺産」、世界遺産に登録されました
萩・世界遺産の萩城下町の一部を観光客に遠慮しながら探鳥、道具の三脚やカメラはお客様に迷惑です。萩城跡東側の菊ヶ浜側は、大河ドラマ「花燃ゆ」の海岸戦闘ロケに使われて草木がなく鳥もいない。本丸のお堀の亀や食用ガエルを眺め、モズの高鳴きを聞きながら暫し植物観察をしました。萩城跡西側の西の浜、何時ものクロサギ・ミサゴと数人のサーファーが高波と戦う。橋本川河口はマガモがカルガモを率い、堤防にはウミネコの幼鳥・成鳥が長閑に羽造い。夏みかん畑にコサメビタキがちょろちょろ、お腹が空いたので菊ヶ浜で楽しい昼食。午後の阿武川三角州上流では、ヒドリガモ・キンクロハジロとヤマセミなど観察しました。
探鳥風景、萩城跡の西側「西の浜」。荒波に挑戦するサーファー数名 |
祝・世界遺産の団扇 |
世界遺産「萩城下町」パンフレット |
【探鳥会AMで確認できた野鳥 28種】
ヒヨドリ、トビ、アオサギ、モズ、セグロカモメ、ジョウビタキ、カワラヒワ、イソシギ、ミサゴ、カワセミ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、カワラバト、クロサギ、マガモ(エクリプス)、カルガモ、カワウ、イソヒヨドリ♀、ツバメ、コサメビタキ、ウミネコ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、スズメ。
参考:カモ類♂は夏から冬までの非生殖羽をエクリプスと呼び♀とあまり変わらない色です、此れからの冬の繁殖期には綺麗な色になるので楽しみです。 特にオシドリが楽しみ
◎探鳥会などの様子。
低気圧の影響で海・空は大荒れ、海岸のシギや上空のハヤブサは皆無でモズだけが元気でした。
萩城跡での植物観察は珍しいテイカカズラを発見、藤原定家の非恋を表した命名、6月ごろに高い位置に可憐な白い花が咲く、とても珍しい果実を見つけて定家の思いに・・・・・。また「指月山サザンカ自生北限地」の看板を初めて見つけて感激、幾度と探鳥に訪れていますが上ばかり観ていました、天候が悪いと他の発見ができて面白いと負け惜しみ。
モズ、萩城跡 |
マガモ(エクリプス)を先頭にカルガモの隊列、橋本川河口 |
ウミネコの幼鳥・成鳥、橋本川河口堤防 |
テイカカズラの果実(赤茶色のU字)、萩城跡 |
指月山サザンカ自生北限地、萩城跡 |
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