2013年3月10日(日)曇り、晴れ 一般向、約14㎞、36名参加。
JR小月駅~旧山陽道~吉田宿~旧山陽道~埴生口峠~JR埴生駅。
JR小月駅から旧山陽道を吉田宿へと進む。木屋川右岸・県道山麓の山道、木屋上から坂道を進み吉田大橋詰の吉田河川公園でトイレ休憩。
吉田大橋を渡り、旧山陽道と分れ、あぜ道を奇兵隊陣屋跡へ。コンビニで休憩後、此処から旧山陽道に戻り、東行橋・吉田の地蔵様を経て東行庵境内で昼食。昼食はご当地名物の「晋作餅」お土産にも求める。東行記念館を見学後に「花の寺 東行庵」を購入。
午後は境内を梅見(昼食時のも梅見)、吉田宿の史跡を観ながら旧山陽道を蓮台寺峠まで、此処で分れ埴生口峠をへてゴールのJR埴生駅。
歩き始めは曇りだったが、晴れとなり気持ちのいい汗をかいた。
【コースタイム】JR小月駅10:45~旧山陽道合流10:48~藤田金物店10:55~庚申塚10:59~小月神社11:02~旧国道石碑11:06~木屋川沿いの県道11:15~旧山陽道の古い道11:27~県道に戻る・木屋下の石地蔵11:27~大乗典の石碑11:34~春日神社鳥居11:40~三界万霊塔11:43~庚申塚11:45~庚申塚11:53~吉田河川公園(トイレ休憩)11:59/12:05~吉田大橋12:06~(あぜ道)~奇兵隊陣屋跡12:17/21~コンビニ(休憩)12:26/41~東行橋12:42~吉田の地蔵様12:44~東行庵・記念館(昼食)12:49/13:17~同「梅見」13:25~晋作の湯前13:26~吉田宰判の勘場跡13:30~奇兵隊史跡・末富家13:33/36~道標「右:上方道、左:萩道」13:37~庚申塚13:41~山陽自動車道地下道13:50~石碑「右:蓮台寺、左:佐川久保」13:52~蓮台寺前13:59~旧山陽道分れ14:01~山陽自動車道地下道14:10~埴生口峠14:13~JR山陽本線下・煉瓦トンネル14:48~JR埴生駅14:51。
◇小月界隈。
庚申塚は文字のくぼみに米二斗が軽く入ると言われる大きさ。小月小学校前の旧国道石碑、旧山陽道の表示あり、旧山陽道と確信して進む。
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庚申塚 |
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小月神社 |
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旧国道の石碑・旧山陽道 |
◇木屋川山麓の旧山陽道。
旧山陽道は山道の高い所を通っている、見晴らしの良い山麓を進む。木屋川などの地形が今と随分違っていたのかな。
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県道より高い旧山陽道、手前:木屋川、奥:山陽新幹線 |
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旧山陽道は県道下関美祢線(33号線)に下りる、下に石地蔵 |
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木屋下の石地蔵、行程記に記述 |
◇木屋上より吉田大橋までは古い道を歩く。
此の当たりの旧山陽道は、「山陽道・歴史の道調査報告書2」では県道下関美祢線(県道33号線)沿いと記述。今回は庚申塚が多くあり、三界万霊塔や御堂もある古くて見晴らしの良い道へと進む。
木屋川が清末藩領と萩藩領の境、番所がありました。
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坂道と庚申塚 |
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遠くに山陽新幹線を望む |
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三界万霊塔 |
◇奇兵隊陣屋跡。
奇兵隊開闢(かいびゃく、初代)総督・高杉晋作が幕末の近代戦の備えて吉田村諏訪に創設。晋作は開闢と言う言葉が大好きだった。
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奇兵隊陣屋跡 |
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騎兵隊士像 |
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説明板 |
◇吉田の地蔵様。
吉田市尻にある、東行庵には吉田小学校前を南下する。
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吉田の地蔵様、隣りに吉田一里塚の説明板 |
◇東行庵の「梅の花」。
高杉晋作を弔うための庵、初代庵主は梅處尼(ばいしょに)、出家前の名は「おうの」さんです。
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東行庵境内案内板 |
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梅の花 |
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梅の花 |
◇東行記念館に高杉晋作資料。
館内を観てまわる、書籍「花の寺 東行庵」を購入。
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東行記念館 |
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高杉晋作の墓 |
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梅處尼(ばいしょに)の墓、側室おうの |
◇吉田宿は旧山陽道と赤間関中筋道の交差点。
吉田宰判勘場跡は塀のみを残す、御茶屋は吉田小学校の敷地となり痕跡は無い。宰判勘場(さいばんかんば)は萩藩の行政組織の名称です。
末富家、吉田村庄屋で奇兵隊を物心両面で支えた。高杉晋作の葬儀も末富家が行った。
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吉田宰判の勘場跡の塀 |
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奇兵隊史跡 末富家 |
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右:萩道(赤間関街道中道筋)、左:上方道(旧山陽道) |
◇旧山陽道を吉田宿から蓮台寺峠まで。
急坂??、汗をかきながらゆっくりと進む。
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道標、右:蓮台寺 左:佐川久保 |
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蓮台寺入口 |
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蓮台寺峠で旧山陽道とお別れ |
◇埴生口峠からゴールのJR埴生駅。
蓮台寺峠から分れ小路へ、折悪く対向自動車があり暫し待って頂く、最敬礼しました。中国自動車道地下道から県道宇賀山陽線(260号線)を埴生口峠から埴生へ、JR埴生駅近くで近道の煉瓦トンネルを使いゴール。
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埴生口峠、下関市から山陽小野田市埴生に入る |
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JR山陽本線下の古い煉瓦造トンネル |
◇お土産の晋作餅と書籍「花の寺 東行庵」。
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晋作餅 |
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書籍、花の寺 東行庵 |