山口県支部探鳥会「阿知須干拓の冬鳥を訪ねて」は、山口市阿知須きらら浜の山口県立きらら浜自然観察公園で開催、同公園のレンジャーさんから説明や案内を受け行われました。
朝方から雨・寒さと最近の渡り鳥の少なさの影響か参加者はとても少なかったですが、オバちゃん・オジちゃんに交じって子供さんの参加があり、寒空のなか楽しく半日を過ごすことが出来ました。
きらら浜自然観察公園の干潟
レンジャーさんの説明中に淡水地水際にクイナが出現、慌ててスコープにデジカメを付け撮影、ピンボケ写真で掲載できず残念。
レンジャー先導でビジターセンター横の門から干潟へ、杭の上でアオアシシギ・ダイゼンが御迎え。遠くの鉄塔頂上のミサゴにノスリが攻撃、追い払うが何故かノスリは鉄塔中断を確保獲物を狙う。
ヨシ原のセイタカアワダチソウにツリスガラの大群、私たちとの間に灌木があり無警戒に実を啄ばんでいる、被写体が小さく径と径が重なりピントが合わず又ピンボケ写真。
風の強い満潮の山口湾・土石川河口、カンムリカイツブリが急潜行を繰り返す、遠くにカワアイサやウミアイサ見える、強い風でスコープが少し揺れる。
道端に野鳥の残骸、オオタカの仕業か最近はオオバンを捕食とのこと。モズのハヤニエの大きな蜂、姿も声も見せなかった。
御世話された県支部とレンジャーさんありがとう御座いました。
【鳥合せ】カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コオリガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、ウミアイサ、カワアイサ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チュウヒ、ハヤブサ、バン、オオバン、ダイゼン、ハマシギ、アオアシシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、ズグロカモメ、カワセミ、ヒバリ、ジョウビタキ、ウグイス、セッカ、ツリスガラ、ホオジロ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、クイナの47種。クイナは夜行性で探鳥会初見。
間違っていましたら訂正しますので是非教えて下さい(ごめんなさい)。
*探鳥会終了後に山口県立きらら浜自然観察公園ビジターセンターへ、20歳以上は200円の入場料。
ビジターセンターには、フイルドスコープ、観察カメラ、ジオラマ、きらら浜の生き物展示、パソコン図鑑などが設置され、レンジャーが常駐している。また、レクチャーホールでは自然環境学習や体験学習、工作教室などが開かれている。
URL http://www6.ocn.ne.jp/~kirara-h/