宮崎の某河口でクロツラヘラサギ14羽に出会いました。
此処数年は7~8羽でしたが今年は当たり年。山口でも瀬戸内海側に毎年数羽来ます。
コウノトリ目・トキ科・ヘラサギ属のクロツラヘラサギは主に朝鮮半島の非武装地帯で繁殖して、日本の沖縄・九州・山口などに約200羽が毎年冬鳥として渡って来ます。
体長約75cm、全身の羽毛は白色で嘴と顔が黒色。干潟・水田・湿原等で大きくてスプーンの様な嘴を水に漬けて左右に振り、魚・カエル・カニ・水生昆虫等を捕食。
環境省レッドデーターブック、絶滅危惧ⅠA類に指定の世界的に貴重な野鳥。
*観察写真の説明。
①一羽は木の上、繁殖期の擬似作業で木の枝を突いて巣造りの真似。トビやアオサギが近くに飛来しても悠然と羽の手入れをしていました。
②残りの13羽は中洲の上流に5羽、下流に8羽に分かれていました。羽の間から目だけ出して付近の小動物等を警戒しながら一本足で寝ています。